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ネットショップ開業の流れ:開設から最初の広告まで

ネットショップ開業の流れ:開設から最初の広告まで
画像:おうちネットショップ JOURNAL
読了の目安:約6分

ネットショップ開業の流れを、ジャンル決め、BASEと代行業者の準備、出品、デザイン、集客の準備、最初の広告、続けて直すまでの8段階に整理しました。段階ごとに、やること・つまずきやすい所・終わりの目安をまとめています。

よしきです。ネットショップを開くって、実は小さなお店を1軒立ち上げるのと同じなんです。お店のコンセプトを考えて、商品をそろえて、お客さまを呼んで、売れたらサポートもする。違うのは、お店がパソコンの中にあることくらいですね。

この記事では、開業から最初の広告、その先までを8つの段階に分けて、「いま自分はどこにいて、次に何をすればいいか」がわかるように整理しました。

開業までの8つの段階

段階やること終わりの目安
1ジャンルを決める1つに決めた
2BASEと輸入代行業者のアカウントを作る2つのアカウントができた
3最初の1品を出品する1品がショップに並んだ
4ショップ名とデザインを決めるトップ画像とカテゴリーの案内ができた
5出品を積み上げるまず50出品、次に200出品
6集客の準備をするInstagramと広告の設定が終わった
7最初の広告で反応を見る反応を見て、出品の方向を決められた
8続けて直していく終わりはありません

この段階分けは、講義の内容をもとに、この記事で整理したものです。

1. ジャンルを決める

やること:候補をいくつか出し、仕入れサイトで似た商品があるかを見ながら、1つに絞ります。リサーチしていて楽しい、ワクワクすると思えるジャンルを優先してください。

つまずきやすい所:一発で成功しようとして、いつまでも決められないことです。就職活動と同じで、やってみないとわかりません。合わなければ、新しいジャンルで作り直せばいいんです。最初のお店は、お店づくりの練習のつもりで大丈夫です。

2. BASEと輸入代行業者のアカウントを作る

やること:出品を始める前に、2つのアカウントを用意します。

  • BASE(ネットショップを作るサービス):商品を並べるお店そのものです。スタンダードプランは、初期費用と月額費用が0円で、商品が売れたときに手数料がかかります(2026年10月時点。BASE公式サイトの料金ページで確認)。料金は変わることがあるので、最新の内容は公式サイトで確認してください。
  • 輸入代行業者(中国からの仕入れを代わりに行う業者):売れたあとの発注に使います。作ってすぐに使うものではありませんが、先に用意しておきます。

つまずきやすい所:代行業者選びです。業者はとても多く、できたばかりの業者の中には信用できない所もあります。実績があり、日本の水準で検品してくれる業者を選んでください。

ちなみに、仕入れサイトはほとんどが中国語です。「えっ、読めない……」と思った方も、翻訳を使えば進められるので、安心してくださいね。

3. 最初の1品を出品する

やること:まずは1品、お店に並べてみます。迷ったら、「自分が欲しい」と思う商品から選びます。

出品の前に、きちんと利益が残る販売価格になるかを確かめます。ワンピースやコートのようなメインのアパレルなら、6000円以上でも売れそうかを目安に、「自分ならこの値段で買うか」で考えます。説明文は、サイズ、カラー、素材、お届けまでの日数、注意事項が中心で、商品の魅力を語る文章は最初は無くてかまいません。画像は8枚前後で十分ですが、1枚目はお店の一覧に出て世界観にかかわるので、こだわってください。

つまずきやすい所:

  • 入力の途中で画面を戻ってしまい、書いた文章が全部消える。慣れるまでは、メモ帳で書いてから貼り付けると安心です。
  • 有名ブランドの偽物を出してしまう。画像で検索して、ブランドのお店が出していないかを確かめます。モデルの顔は、写さないように切って使うのが一般的です。
  • 完璧を目指して、1品目が終わらない。

初めての出品は、1時間くらいかかることもあります。慣れると、早くなっていきます。

4. ショップ名とデザインを決める

やること:ショップ名を決め、お店の見た目を整えます。

ショップ名は、覚えやすく言いやすいこと、ジャンルの雰囲気に合っていることが大事です。読んだときに4〜6文字、1〜2単語くらいが目安です。候補が決まったら検索して、同じアパレルのお店で同じ名前がないか、商標が取れそうかも確かめます。

デザインは、BASEの無料のテンプレート(2026年10月時点。BASE公式サイトで確認)を使い、いちばん上の大きな画像と、カテゴリーごとの案内の画像を用意して、その下に商品が並ぶ形にします。

つまずきやすい所:ショップ名は、こだわり出すと何週間でも悩めてしまいます。少しスピード感を持って決めてください。

5. 出品を積み上げる

やること:講義では、いきなり200出品は重いので、まず50出品を目標にし、そのあと200出品以上を目指す流れにしています。出品は素振りのような基礎練習なので、なるべく毎日続けます。

数を優先するのには理由があります。広告から来るお客さまは、トップページではなく、広告に出た商品のページに直接来ます。お店の顔を整えるより、提案できる商品を増やす方が先なんです。最初は世界観が少しずれていてもかまいません。あとで、合わないものを非公開にして整えていきます。

つまずきやすい所:ゆっくり出品しすぎることです。早く数をそろえて反応を見て、合わなければ変える。この繰り返しが、反応の取れるお店への近道です。

6. 集客の準備をする

やること:InstagramとFacebookを通じて広告を出すための設定をします。講義では、設定を先に終わらせ、少し時間を置いてから広告を始める流れにしています。

お店のInstagramは、プロフィールを見ただけでどんなお店かがわかるようにし、アイコンはショップのロゴにそろえます。ほかのお店を参考にしても、丸写しはしないでください。自分から次々にフォローしに行く方法は、時間がかかるわりに難しいので、講義ではやらない方針です。フォロワーが0人だと少し寂しいので、家族や友人にフォローを頼んでおきましょう。

つまずきやすい所:焦って何度も操作することです。講義では、焦って広告のアカウントを何個も作ってしまった人の例も紹介されています。エラーが出たら、いったん手を止めます。同じ症状の解決方法を先に探し、エラーならサービスの問い合わせ窓口に聞く、という順番で進めると、遠回りしにくくなります。

7. 最初の広告で反応を見る

やること:最初の広告は、お店でいう「プレオープン」です。予算をおさえた「テスト広告」で、今の商品の並びにどんな反応があるかを見ます。この段階の目的は、売上ではありません。よく見られている商品や、カートに入れられた商品を参考にして、次に何を出品するかを決めることです。

売れなくても落ち込まなくて大丈夫です。お客さまに見てもらえている実感は、続ける力にもなります。

つまずきやすい所:自己流のアレンジです。基本どおりに進めた結果がないと、比べる基準がなくなり、良いか悪いかを判断できません。続けるかどうかも、感覚ではなく決まった基準で判断します。

8. 続けて直していく

開業はゴールではなく、スタートです。反応のある系統の商品を増やし、反応の少ない系統は減らします。季節が完全に変わったら、前のシーズンの商品は非公開にします。広告は、登録した商品の一覧(カタログ)の中から選んで見せる仕組みなので、季節外れの服がお客さまに出てしまうことがあるからです(2026年10月時点のMetaの公式の案内による)。良い反応の広告が見つかったら、新しい広告を次々に試すより、まずその広告を育てます。

OWNER’Sでは、こうした直しをひとりで抱え込まないように、季節の切り替えやテスト広告の考え方など、今の時期に必要なテーマを決めてコーチが詳しく話すライブを開いています。テーマは、運営のスタッフが生徒どうしのやりとりを見て、今必要そうなものを選んでいます。

まとめ

ネットショップ開業の流れは、ジャンル決め、アカウントづくり、最初の1品、デザイン、出品の積み上げ、集客の準備、プレオープンの広告、そして直し続ける段階です。いま自分がどの段階にいるのかがわかるだけでも、次の一歩はぐっと軽くなるはずなんです。

ひとつずつ進めれば大丈夫です。まずは全体の流れを手を動かしながら体験したい方は、無料の5Days 個別ワークショップ(公式LINE)をのぞいてみてくださいね。

参考資料・出典

記事の中の料金・仕様・制度などは、次の公式サイトで確かめています(確認日つき)。

この記事の著者

山本祥輝(よしき)の写真

無在庫ネットショップ専門家

山本祥輝(よしき)

Be GIVER株式会社 代表取締役。会社員のときに副業でネット物販を始め、在庫を抱えて失敗した経験から、在庫を持たない「無在庫ネットショップ」にたどり着きました。現在は、ネットショップのスクール「OWNER'S」を運営し、個人が自分のお店を持つための考え方と進め方を伝えています。

  • BASE公式パートナー
  • BASE本社の社員研修に、講師として登壇
  • 著書『おうちネットショップ®』(フローラル出版、2021年)
  • FMラジオにゲスト出演
  • 雑誌「ESSE」に掲載
  • ネットショップ開設サービスで、ECエキスパートとして紹介
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