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中国輸入の無在庫の仕組みと代行業者の役割

中国輸入の無在庫の仕組みと代行業者の役割
画像:おうちネットショップ JOURNAL
読了の目安:約4分

中国輸入の無在庫は、売れてから輸入代行業者に発注する売り方です。代行業者が中国語のやりとり、仕入れ、検品、梱包、発送を引き受ける流れと、あなたの仕事、2つの弱点への備えを整理します。

よしきです。「中国輸入」と聞いて、どんな場面を思い浮かべますか? 中国語の画面、国際送料の計算、税関……。ちょっと身構えてしまう方、多いんじゃないでしょうか。

でも、中国輸入の無在庫は、あなたが中国語を読んだり、荷物を受け取ったりする売り方ではありません。間に「輸入代行業者」が入るからです。この記事では、その仕組みと代行業者の役割を、順番にお伝えします。

中国輸入の無在庫とは

無在庫とは、先に商品を仕入れず、出品だけを先に行う売り方です。仕入れ先は中国の大きな物販サイト(タオバオなど)、販売先は自分のネットショップ(BASEなど)です。

流れは次の5つです。

順番起きること担当
1仕入れ先の商品情報をもとに、自分のショップへ出品するあなた
2お客さまが購入し、代金が入金されるお客さま
3売れた商品を、代行業者に発注するあなた
4代行業者が仕入れ、検品して、梱包し直す代行業者
5お客さまの家へ直接発送される代行業者

ポイントは、仕入れるのが「売れたあと」だということです。売上が決まってから仕入れるので、先に仕入れのお金を用意しておく必要がありません。売れ残りを抱える心配も、ありません。

輸入代行業者とは

輸入代行業者は、あなたの代わりに中国の仕入れ先とやりとりし、商品を日本のお客さまへ届けてくれる会社です。ネットショップの運営でいえば、「仕入れと発送の窓口」にあたります。

代行業者が引き受けてくれる仕事は、主に4つです。

  1. 仕入れ:中国の仕入れ先に注文を出す
  2. 中国語のやりとり:仕入れ先との連絡を引き受ける
  3. 検品と梱包:中国にある事務所で荷物を受け取り、状態を確かめて、きれいに梱包し直す
  4. 発送:日本のお客さまのもとへ、直接送る

つまり、あなたは中国語ができなくても大丈夫です。代行業者とのやりとりは日本語で進められます。

ポイント:代行業者は、「仕入れ」から「お客さまへの発送」までの間をつないでくれる存在です。ショップの運営者は、その手前の「何を売るか」を考える時間を取りやすくなります。

あなたの仕事は何か

では、代行業者に任せたあと、あなたには何が残るのでしょうか。無在庫ネットショップの基本の業務は、次の5つです。

  • リサーチ:売れそうな商品を探す
  • 出品:商品ページを作って並べる
  • 集客:お客さまにショップを知ってもらう
  • 発注:売れた商品を代行業者へ伝える
  • カスタマーサポート:お客さまからの質問や相談に答える

このうち、出品、集客、発注、サポートは、人やシステムにお願いしていくこともできます。最終的にあなたの役割は、リサーチと、お願いした人たちの取りまとめになっていきます。ただし、最初は自分でひと通りやってみることが大切です。やったことのない作業は、人にお願いするときにうまく伝えられないからです。

2つの弱点と、代行業者による備え

中国輸入の無在庫には、弱点もあります。品質にばらつきがあることと、届くまでに日数がかかることです。

品質のばらつきへの備え

中国から仕入れるので、不良品が混ざる可能性はあります。そこで頼りになるのが、代行業者の検品です。不良品が見つかれば、交換の手配を進められます。

それでも問題商品がゼロになるわけではありません。大事なのは、ゼロを目指すことより、問題が出たときの動き方を決めておくことです。たとえば、次の順番で動きます。

  1. 商品が到着する
  2. 検品する
  3. 問題を見つける
  4. 証拠の写真を撮る
  5. 代行業者へ連絡する
  6. 返金や交換の交渉をする
  7. お客さまに対応する

とくに「検品」と「証拠の写真」は、あとの交渉を左右します。写真を飛ばすと交渉が難しくなるので、気になる所は残しておきましょう。さらに、「穴あきや大きな汚れ、破損は交換する」「小さなほつれは様子を見る」のように、お店ごとの線引きを先に決めておくと、毎回迷わずに動けます。

納期の長さへの備え

国際郵便で直接送るので、日本国内の通販より届くまでに時間がかかります。これは仕組み上、避けられません。

だからこそ、商品ページに「お届けまでお時間をいただきます」とはっきり書いておきます。買う前に伝えてあれば、納得した方が購入するので、納期を理由にしたクレームにはなりにくくなります。納期は、隠さずに書くほうが、お客さまにも、あなたにも安心です。

ポイント:弱点は「なくす」より「小さくする」。検品は代行業者に、納期の説明は商品ページで、という分担が基本です。

OWNER’Sでは、発注の手間を減らしています

ここまで読んで、「結局、発注はだいぶ手間なのでは?」と思った方もいるかもしれません。注文が増えるほど、発注の作業は重くなります。

OWNER’Sでは、生徒専用のネットショップ運営ツール(OWNER’Sツール)から、輸入代行業者へ発注を送れます。発注の状況もツールの中で管理できます。注文が増えてきたら、発注のデータをまとめて書き出すこともできます。

もう一つ、ショップが育つほど一人で全部やるのは大変になるので、OWNER’Sには外注と自動化を学ぶ特別講義があります。リサーチ、出品、集客、発注、お問い合わせの対応まで、どこを人に任せられるかを整理して、まずは自分がふだんやっている作業から任せていく、という順番で学べます。

「仕組みはわかったけれど、自分で全部組み立てるのは不安」という方は、まず無料の5Days 個別ワークショップで、全体の流れを体験してみてください。

まとめ

中国輸入の無在庫は、売れてから、代行業者に発注して仕入れてもらう売り方です。中国語のやりとり、検品、梱包、発送は代行業者が担い、あなたはリサーチ、出品、集客といった、ショップを育てる仕事に力を注げます。弱点の品質と納期は、検品と商品ページの書き方で小さくできます。

聞き慣れない言葉が多くて、最初はむずかしく見えるかもしれません。でも、流れは「出品する、売れる、発注する、届く」の繰り返しです。一歩ずつで大丈夫です。仕組みの全体像を、無料の5Days 個別ワークショップで、一緒に確かめてみませんか。公式LINEで、ご案内しています。

この記事の著者

山本祥輝(よしき)の写真

無在庫ネットショップ専門家

山本祥輝(よしき)

Be GIVER株式会社 代表取締役。会社員のときに副業でネット物販を始め、在庫を抱えて失敗した経験から、在庫を持たない「無在庫ネットショップ」にたどり着きました。現在は、ネットショップのスクール「OWNER'S」を運営し、個人が自分のお店を持つための考え方と進め方を伝えています。

  • BASE公式パートナー
  • BASE本社の社員研修に、講師として登壇
  • 著書『おうちネットショップ®』(フローラル出版、2021年)
  • FMラジオにゲスト出演
  • 雑誌「ESSE」に掲載
  • ネットショップ開設サービスで、ECエキスパートとして紹介
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