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ネットショップでアパレルに絞る理由5つ

ネットショップでアパレルに絞る理由5つ
画像:おうちネットショップ JOURNAL
読了の目安:約5分

無在庫ネットショップで、なぜアパレルに絞るのか。ニーズがなくならない、比べられにくい、色やサイズを在庫なしで扱える、まとめ買いが起きやすいなど5つの理由と、先に知っておきたい弱点、ジャンルの絞り方をまとめました。

よしきです。私は2016年に副業で物販を始めて、アパレルで結果を出しました。ただ、正直に言うと、アパレルが特別好きだったわけではないんです。講義の日にパンダの柄の服を着ていたこともありますが、パンダが大好きというより、動物の柄の服が好きなだけだったりします(笑)

それでも、個人が無在庫ネットショップでいちばん結果を出しやすいジャンルは何かと聞かれたら、私は真っ先に「アパレルです」と答えています。この記事では、その理由を順番にお話しします。

アパレルに絞る理由は5つ

先に全体をまとめます。

理由ひとことで言うと
1. ニーズがなくならない衣食住の「衣」。服を買う人は、ずっといる
2. 仕入れ値を抑えやすい素材は布。デザインや見せ方で価値が上がる
3. 比べられにくい自分のショップの中には、自分の商品だけが並ぶ
4. 無在庫と相性がよい色とサイズを全部扱える。軽くて、たためる
5. まとめ買い・リピートが起きやすいアイテムの種類が多く、季節ごとに買い替える

ここからは、1つずつ説明します。

理由1:服のニーズはなくならない

洋服は、衣食住の「衣」にあたります。人が生活していくうえで外せないもので、物販の中でも市場の規模がトップクラスの分野です。

  • 服を買うのは、特定の人ではなく、ほぼすべての人です。
  • 服は消耗品です。傷んだり、着なくなったりして、買い替えが起きます。

もちろん、お客さんが多いぶん、競合も多く、大手も参入しています。そこで個人は、大手がカバーしきれていない「すき間」のジャンルを狙います(くわしくは後半で説明します)。

理由2:仕入れ値を抑えやすく、工夫で価値が上がる

中国輸入は、輸入の中でも仕入れ値を抑えやすいやり方です。しかもアパレルは、分解すれば布です。機械のような部品がないので、仕入れ値が安い傾向にあります。

一方で、服の値段は原価だけでは決まりません。街のアパレルショップを思い浮かべると分かりやすいです。値段の高い服が、そのぶん原価も高いとは限りませんよね。

  • デザインがよい
  • なかなか売っていないデザインである
  • 高く見える
  • ブランドづくり(ブランディング)ができている

こうした付加価値で値段が決まるので、工夫しだいで、きちんと利益が残る売り方ができます。

理由3:ネットショップでは比べられにくい

Amazonやメルカリのような場所では、同じような商品がすぐ横に並ぶので、比べられて安いほうが選ばれがちです。

自分で作るネットショップは違います。一度ショップに来てもらえば、そのショップのページの中に並んでいるのは、自分の商品だけです。そのため、安さの勝負になりにくいのです。

理由4:無在庫と相性がよい

アパレルは、在庫を持つ物販では不利と言われてきました。理由は、色とサイズの組み合わせが多いこと。1つのデザインを扱うだけでも、色ごと・サイズごとに在庫が必要になります。

無在庫なら、この弱点がほぼ気にならなくなります。

  • 在庫を持たないので、全部の色・全部のサイズを扱える
  • シーズンが終わったあとの在庫の処分に困らない
  • 服は軽く、折りたためるので、海外から送ってもらう形に向いている

重い商品や大きい商品は、国際送料が高くなり、無在庫では利益を出しにくくなることがあります。アパレルは、その点で扱いやすい商材です。

理由5:まとめ買いとリピートが起きやすい

服には、トップス、ボトムス、帽子、カバン、靴と、たくさんの種類があります。さらに、それぞれに色・柄・形があります。

  • 1回の買い物で、いくつかの商品を一緒に買ってもらいやすい
  • 季節が変わるたびに、次の服が必要になる
  • 服が好きな人は、1枚では終わらない

とくに、夏から秋、冬から春への変わり目は、色も厚みも袖の長さも大きく変わり、売れる服ががらりと入れ替わります。気温が40度近い8月に、もう秋物の準備の話をしているのがアパレルの世界です。真夏に秋物の話をするのは、なかなかの温度差ですよね笑

「センスがないと無理では?」という不安について

「服にくわしくないと難しいのでは」と思う方もいるかもしれません。実際には、私の生徒さんの中にも、もともとアパレルに興味がなかった方がたくさんいます。冒頭でお話ししたとおり、私自身もそうでした。

ファッションの系統は、ネットで「ファッションの系統」と調べれば一覧が出てきます。ゼロから考えるより、一覧を眺めて「これなら興味が持てそう」というものを探すほうが、進めやすくなります。

先に知っておきたい弱点2つ

いいことばかりではありません。中国からの無在庫ネットショップには、大きな弱点が2つあります。

  • 品質にばらつきがある … 商品を事前に自分の目で見られないため、不良品が混ざることがあります。中国輸入代行業者(中国からの仕入れと発送を代わりにしてくれる会社)が検品をして、不良品が見つかれば交換してくれるので、そこで抑えます。
  • 届くまでに日数がかかる … 売れてから発注するため、すぐには届きません。日数は使う輸入代行業者や時期で変わるので、業者の案内で確かめ、商品ページに届くまでの目安を、買う前に分かるように書いておきます。

洗剤のように、明日ないと困るものなら急ぎたいですよね。でも服は、そこまで急ぐ買い物ではないことが多いので、待ってもらいやすい商品です。

アパレルの中でも、1つのジャンルに絞る

アパレルなら何でもよい、というわけではありません。いろいろな系統を混ぜた「何でも屋さん」にせず、1つに特化した専門店にします。

  • 何でもそろう大きな通販サイトが、すでにあるため
  • どこでも買える服は、わざわざ届くのを待ってまで買ってもらえないため
  • 人は、総合店より専門店で買いたがるため

狙うのは、リアルのお店では種類があまり並んでいないジャンルです。売れやすい系統のうち、この記事では次の2つを紹介します。

  1. 王道の系統の中で、個性のある服を中心にそろえるジャンル
  2. 趣味に関わるジャンル(ダンス、キャンプ、ゴルフ、ヨガのように、専用のウェアを着る文化がある趣味)

あわせて、次の点も見ておきます。

  • 年中売れるか(水着のように季節が限られる服は、需要が少ない時期ができます)
  • まとめ買いやリピートがされやすいか(一度きりの場面で着る服は、弱くなります)
  • 若い人向けではなく、大人の層(20代後半〜40代後半)に向けたジャンルか
  • カバンだけ、靴だけのように、アイテムの種類で絞りすぎていないか
  • 子ども服や、素材・機能性を売りにする服ではないか(子ども服は低価格の大手と競うことになり、子ども向けの国の安全の基準もあるため、確かめることが増えます。素材は本当にその素材かを確かめにくいため、売りにするとクレームのもとになります)

ここ、意外と多くの方がつまずく所です。「お客さんを増やしたいから、いろいろ混ぜよう」と思ったときほど、一度立ち止まってみてくださいね。

ジャンル選びは、ショップの土台になる部分です。OWNER’Sには、考えているジャンルを、画像や選んだ理由といっしょにチャットで相談できる窓口があります。今のショップを続けるか、新しく作り直すかの相談もできます。

まとめ

アパレルに絞るのには、はっきりした理由があります。ニーズがなくならず、比べられにくく、無在庫と相性がよく、同じお客さんに何度も買ってもらいやすい。個人が小さく始めて、長く続けていくための条件がそろったジャンルなんです。

ただ、アパレルを選べばそれでうまくいく、という話ではありません。どの系統に絞るか、どんな商品を並べるかを、考え続けることが大切です。センスに自信がなくても、順番に進めれば大丈夫ですよ。

ジャンルの選び方から、ショップを形にするところまでを順番に進めたい方は、無料の5Days 個別ワークショップで一緒に取り組んでみてください。公式LINEからご案内しています。

参考資料・出典

記事の中の料金・仕様・制度などは、次の公式サイトで確かめています(確認日つき)。

この記事の著者

山本祥輝(よしき)の写真

無在庫ネットショップ専門家

山本祥輝(よしき)

Be GIVER株式会社 代表取締役。会社員のときに副業でネット物販を始め、在庫を抱えて失敗した経験から、在庫を持たない「無在庫ネットショップ」にたどり着きました。現在は、ネットショップのスクール「OWNER'S」を運営し、個人が自分のお店を持つための考え方と進め方を伝えています。

  • BASE公式パートナー
  • BASE本社の社員研修に、講師として登壇
  • 著書『おうちネットショップ®』(フローラル出版、2021年)
  • FMラジオにゲスト出演
  • 雑誌「ESSE」に掲載
  • ネットショップ開設サービスで、ECエキスパートとして紹介
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