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ネットショップの名前の決め方:4つの基準と手順

ネットショップの名前の決め方:4つの基準と手順
画像:おうちネットショップ JOURNAL
読了の目安:約4分

ネットショップの名前は、覚えやすさ・世界観との一致・長さ・由来の4つの基準で考えると決めやすくなります。候補が出たあとの検索と商標のチェック、悩みすぎないコツまで、順番にまとめました。

よしきです。

ショップのジャンルが決まったあと、意外と手が止まるのが「名前、どうしよう」という所なんです。お店の顔になる名前ですから、慎重になるのは自然なことですよね。

この記事では、ネットショップの名前の決め方を、基準づくり、候補の出し方、決めたあとの確認の順に整理します。

良いショップ名の4つの基準

名前を考える前に、ものさしを持っておくと迷いにくくなります。基準は次の4つです。

基準考え方
覚えやすい・言いやすい口に出して言えるか。口コミで人に伝えやすいか
ジャンルや世界観に合う扱う商品の雰囲気と、名前の印象がそろっているか
短い日本語で読んで、4〜6文字くらいが目安
由来がある名前に込めた意味を、一言で話せるか

特に大切なのは、1つ目と2つ目です。名前を覚えてもらえないと、「あのお店で買ったんだけど、名前が出てこない」となり、リピートや口コミにつながりにくくなります。また、落ち着いた雰囲気のお店に、ポップでかわいい名前がついていると、見た人は「あれ?」と感じます。名前と商品の雰囲気は、そろえておきましょう。

長さと単語の数のコツ

名前は、短いほうが覚えやすくなります。講義では、有名なブランド名を思い浮かべてみると、日本語で読んだときに4〜6文字に収まるものが多い、というお話をしています。10文字ほどになると、よほど有名でないと覚えきれません。

単語の数も、できれば1〜2個までにします。意味のある2つの単語をくっつけて、1つの造語にする方法もあります。読みやすい名前にする方法のひとつです。

アルファベットを使うときは、文字そのものの雰囲気も意識してみてください。やわらかい印象の文字もあれば、シャープに見える文字もあります。かっこいい系のショップに、やさしい雰囲気の名前をつけると、ちぐはぐな印象になります。

ポイント:読み方が難しい外国語の名前でも、構いません。そのときは、カタカナの読み仮名をどこかに添えておくと、お客さまが迷いません。

候補の出し方:世界観から連想する

いちばん定番の作り方は、自分のショップのコンセプトや世界観から連想できる言葉を、英語やフランス語などの外国語で表すことです。和のテイストのショップなら、日本語をローマ字にする方法もあります。

迷ったら、同じジャンルのネットショップの名前をいくつも見てみてください。そのジャンルの名前の傾向がつかめます。

そのうえで、余裕があれば由来を持たせます。名前の意味を聞いた人が「なるほど」と思えると、ブランドとしての印象が強まるからです。ただし、これは少し上級のテクニックです。深い意味をつけようと頑張りすぎなくて大丈夫で、コンセプトから連想した言葉を選んだ、というだけでも立派な由来になります。

避けたいのは、ショップのジャンルやお客さまと関係のない名前です。たとえば、自分のお子さんの名前をそのままつけるような場合です。お客さまにとっては意味が伝わらず、ジャンルの世界観とも結びつきません。

AIを相談相手にする

一人で考えると、時間がかかります。AIに、ジャンル、年代、ショップの雰囲気を伝えて、案を出してもらう方法もあります。「これに近いけれど、もう少しやわらかく」と、デザイナーにお願いするように伝えると、案が絞れていきます。

ただし、AIが出した案も、最後に決めるのは自分です。次の確認は、必ずしてください。

決める前の確認:検索と商標

候補が決まったら、お店を出してから困らないように、次の2つを確認します。

  1. その名前をGoogleで検索する:似た名前の事業者が出てきたら、どんな業種かを見ます。美容室など、まったく違う業種なら問題ありません。同じネットショップ、同じアパレルの事業者が出てきたら、避けたほうが安心です。大きな会社やブランドがいる場合は、検索で自分のショップが見つかりにくくなる心配があるので、避けたほうが安心です。
  2. 商標を調べる:将来、ショップ名を自分で守れるように、同じ業種で似た名前がすでに登録されていないかを調べます。商標は、特許庁の関連機関が無料で提供している検索サイト(特許情報プラットフォーム)などで調べられます。洋服やかばんなどの小売にあたる区分(35類)に注目して見ます(2026年10月時点)。

商標の手続きは、ショップがうまく回りはじめてから考えれば十分です。ただ、そのときに「すでに他の人に取られていた」となるともったいないので、名前を決める段階で一度、確認しておきます。

商標や法律の細かい判断は、状況によって変わります。迷うときは、専門家に相談してください。

悩みすぎないための考え方

ショップの名前は、こだわろうと思えば何週間でもこだわれてしまいます。講義でも「ここは沼りやすい」とお話ししています。ワークショップの肝は、ネットショップの土台を一通り作ることですから、スピード感も持って決めるのがおすすめです。

基準に合う候補を出し、検索と商標の確認を通ったものに決める。まずはそれで大丈夫です。

ジャンルが決まらないと、名前の方向も定まりません。OWNER’Sには、考えているジャンルを、画像や選んだ理由といっしょにチャットで相談できる窓口があります。ジャンルを一人で抱えずに相談できる場があると、心強いですよね。

まとめ

ネットショップの名前の決め方を、もう一度整理します。

  • 覚えやすさ、世界観との一致、短さ、由来の4つで考える
  • ジャンルの世界観から連想した言葉を、候補にする
  • Googleでの検索と、商標のチェックで、ダブりを確かめる
  • 悩みすぎず、期限を決めて決める

完璧な名前を探すより、基準に合う名前に決めて、先へ進んでみてくださいね。

ショップの作り方を、手を動かしながら一通り体験したい方は、まずは無料の5Days 個別ワークショップをのぞいてみてください。一歩ずつで大丈夫です。

参考資料・出典

記事の中の料金・仕様・制度などは、次の公式サイトで確かめています(確認日つき)。

この記事の著者

山本祥輝(よしき)の写真

無在庫ネットショップ専門家

山本祥輝(よしき)

Be GIVER株式会社 代表取締役。会社員のときに副業でネット物販を始め、在庫を抱えて失敗した経験から、在庫を持たない「無在庫ネットショップ」にたどり着きました。現在は、ネットショップのスクール「OWNER'S」を運営し、個人が自分のお店を持つための考え方と進め方を伝えています。

  • BASE公式パートナー
  • BASE本社の社員研修に、講師として登壇
  • 著書『おうちネットショップ®』(フローラル出版、2021年)
  • FMラジオにゲスト出演
  • 雑誌「ESSE」に掲載
  • ネットショップ開設サービスで、ECエキスパートとして紹介
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